コクヨ主催の@goryugoさんと文具王(@bungu_o)に訊く「スマホ&ガジェット&エバーノート快適活用術」ScanSnap × CamiApp コラボスペシャル 第二弾に参加してきたよ
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最終更新日:2013/07/16
電子書籍関連
こんにちは、ciao!ton(@tonton67)です。
著名ブロガーの五藤隆介氏(@goryugo)と文具王の高畑正幸氏(@bungu_o)のコラボイベントがコクヨ主催で行われたので行ってきました。
2月に開催された第一回が大盛況だったので、すぐに2回目の開催が決まったとのこと。ガジェット好きとしては「スマホ&ガジェット&エバーノート快適活用術」というテーマはすごく気になりますね。このお二人がどんな話しをしてくれるのかすごく楽しみ~
場所は、コクヨ 品川ショールーム エコライブオフィススタジオ。品川駅東口を出ると、すぐKOKUYOのロゴが目に入ってきます。
会場は5Fのエコライブオフィススタジオ。自社ビルにこんな大きなスタジオが用意されているんですね。さすがKOKUYO!!しかも常設のスクリーンが超巨大。なんじゃ、この設備の豪華は!
一番右には、ツイートが映し出されており、イベントに関するつぶやきがリアルタイムで映し出されています。こういうのってなんか近未来的ですよね。
いよいよ始まりました。
司会はコクヨの山崎さん(@yamazakia)。
ハッシュタグを使って、がんがんツイートしてくださいとのことでした。このツイート数が結構重要な指標になるみたいです。
五藤隆介氏のトークが始まりました。
まずカバンの中身の話。ブロガーがいつも何を持ち歩いているのか興味ありますよね。
いつも持ち歩いている大物ガジェットはAndroidスマホ、Kindle Paperwhite、iPad mini、iPhone5、Macノートの5つ。
ケーブル類やWiFiルーターなど。
アナログなもの。このうちメモとボールペンは最近ほとんど使わないことに気づいた。
カメラはソニーのRX100を携帯。マイクロUSB経由で充電できるので、バッテリ切れに悩まされることがなくなったとのこと。確かにカメラを充電しておくのは忘れがちですからね。このRX100の場合、パソコンからも充電できるので、バッテリが切れたら、Macに接続して充電しているそうです。ふむふむ。
しばらく使ってみたわかったのは、無駄なガジェットが多いということ。iPad miniとKindle Paperwhiteは2つ同時には使わない。バッテリも、最近は電源のあるルノアールを使用することが多いので、あまり使わなくなった。
5つのガジェットを持っていて、バッテリがなくなって困るのはiPhoneのみ。他のガジェットのバッテリがなくなってもなんとかなることに気づいた。
逆に、ガジェットを一杯持ち歩いていることによって、使用頻度が分散されるため、バッテリ切れを起こす事態が少なくなった。なるほどねえ。
Evernoteのオフラインノートがおすすめ。
プレミアム会員だけが利用可能だが、事前にダウンロードしておけば、ネット環境がない状態でも、ノートを見ることができるので、旅行に関する情報をノートに入れておけば、すぐに確認できるとのこと。
次は文具王の高畑昌幸氏のトーク。
いきなり、書類を電子化するのは自己満足な行為という刺激的な話に。
スキャンした画像を閲覧する頻度は非情に低いのが現実。アーカイブしただけで満足している。この曲線はロングテールに似ている。
情報を取り出すコストを考えることが重要。つまりコストの極小化が必要。
入力→保管→出力という流れを太くすることが大切。 これまでは出力側がボトルネック。見るのにちょうどいい端末がなかったが、iPadの登場により、使いやすい出口がようやく出現した。
入力コストと情報量の関係を示したグラフ。紙はイニシャルコストがかからないが、デジタルはまずイニシャルコストがかかる。つまりパソコンやスキャナが必要。
ドキュメントスキャナの登場でデジタルの入力コストが下がる 。先の画像と比べて、デジタルのグラフの線が下に移動しているのがわかる
さらにスマホの登場により、情報量が少なければカメラで撮影して取り込めばいいので、デジタルのイニシャルコストをさらに下げることができる。
次は保管コストについて。紙は増えれば増えるほど保管コストがかさむが、デジタルの保管コストの増加はなだらか。また最近は大容量のHDDが安価なので、デジタルの場合、保管コストはあまり考えなくてもいい。
取り出しコスト。紙はちょっとの量だとコストは安い。ただし、量が増えるとデジタルの方が保管・運用コストは低い。
総合的なコストは上のスライドのようになる。
スキャナ/HDD/タブレットの低価格化により、入力/保管/出力のすべての分野でデジタルのコストが下落。この傾向は続く。
この結果、デジタルのコストが紙のコストを下回る人が多く出てくる。つまり、今は紙の方が安い人が、デジタルのコスト下落により、デジタルの方が安くなる人が出てくる。
そして取り出しコストを下げるには、集約が大事。
推奨する方法は、とりあえずEvernoteに入れておけ!ということ。入り口はなんでもいい。最終的にEvernoteに行けばいい。
手書きのメモも、コクヨのCamiAppを利用すれば、メモをテキスト化して、Evernoteに保存することが可能。手で書いたものが、手間なしにデジタル化される。
できるだけ手間をはぶいてデータを集約して、うまく検索できるようにすると、取り出す時間が劇的に減少。この結果、死蔵情報が活用情報になる!
やるんなら本格的にデジタル化したほうがいい。スマホ、タブレット、裁断機、ドキュメントスキャナは必須。情報を死蔵させたくなければ。
なるほど!さすが文具王。すごくわかりやすい説明でした。
この後は、雑談トークセッション。
さきほどの2人に加えてPFUの山口氏が参加。
ScanSnapを持っているか、Kindle電子書籍を購入したことがあるか、などの質問を参加者に投げかけて、それへの回答をベースにトークが進行していきました。
感じたのは、参加している方々のスキルが非常に高いこと。ほとんどの人がKindleを購入したことがあり、ScanSnapも多くの人が導入済みでした。まあ、そういうテーマのイベントに参加しているの当たり前といえばあたり前なんですけどね。
中には、裁断だけを扱う会社に書籍を送って裁断してもらい、自宅に送り返してもらって自炊している強者も。皆さん、なんとかして書籍をデータとして保持したいと考えているみたいですね。特に資料として使うことの多い人は、その資料がなくなってしまうことが怖いので、なんとかデータにして保存しておきたいと強く感じているみたいです。
1時間のトークの終了後、懇親会が始まりました。
お楽しみは抽選会。裁断機やScanSnapなどの豪華賞品が当たるので、参加者の目つきも真剣です。
私がいただいたのはステープルリムーバー。ありがとうございます。
またたくさんのお土産もいただきました。
こちらはScanSnapのパンフレット。
CamiAppのお試しサンプルもいただきました。早速使ってみよっと。
さらに、なんと「ScanSnap仕事便利帳」という書籍までいただきました。すごい太っ腹だなあ。ScanSnapは持っているので、早速活用してみようと思います。
参加してみてすごく楽しいイベントでした。この充実度で無料というのはすごいですね。
コクヨさんの宣伝もあまりなく、参加したぼくの方が「大丈夫かな」と心配になるぐらい。
すごく参考になる話も多かったので、今度開催されるときはまた参加したいと思います。
トークしていただいた五藤さん、高畑さん、そして司会していただいた山崎さん、ありがとうございました!!
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