今回の皆既月食は条件がいいみたい！皆既月食を上手く撮影するにはどうしたらいい？

いよいよ明日(10/8)は皆既月食です。どうやら、今回の皆既月食は条件が良いらしく、全国で月の欠け始めから欠け終わりまで観測できるようです。

日にち：10月8日(水)

【部分食の開始時刻】18時14分頃
【皆既食の開始時刻】19時24分頃
【食の最大】19時54分頃
【皆既食の終了事項】20時24分頃
【部分食の終了時刻】21時34分頃

部分食は約3時間20分続き、皆既食は約1時間続く計算になります。

結構長丁場ですね。

なお、月食は、月が見える場所であればどこでも同じ時刻に起こるとのこと。日食の場合は、場所によって時刻が異なりますが、月食は全国どこでも同じ時刻に始まって終わります。

また皆既月食の間、月が真っ黒になって見えなくなるわけではなく、「赤銅（しゃくどう）色」と呼ばれる赤黒い色に見えるそうです。

部分食が始まるときは東の空の低いところに見えます。皆既食の間は東南東の空、部分食が終わる頃には南東の空の高いところで見えます。

東から南東にかけて開けた場所で観察したいですね。あと、部分食が始める頃は、月が低い位置にあるので、東に高い建物がないところ、あるいは高台から観察するのがお勧めです。

今回は条件がいいので是非綺麗な写真を撮影したいですよね。

暗い環境で撮影するので三脚は必須！三脚がないとブレブレの写真しか撮影できない可能性も・・・

バシッと綺麗に撮影したいなら一眼レフ/ミラーレスカメラ+望遠レンズじゃないとダメでしょう。標準レンズじゃ、寄り切れないので難しいでしょうね。でも、高画質で撮影すれば、後でトリミングして大きく引き延ばすことが可能ですから、とりあえず撮影してみた方がいいと思います。

撮影するには、マニュアルモードで露出とシャッタースピードを指定する必要があります。どんな値で撮影すればいいのかについては、カメラのキタムラのWebサイトに詳しく記載されているので参考にしたいですね。

一眼レフ/ミラーレスカメラを持ってないけど、皆既月食を撮影したいのであれば、マニュアル撮影可能なデジカメ、あるいは夜景シーンが用意されているデジカメでも撮影できるかもしれません。特に望遠レンズを搭載している場合には、三脚を使えば、綺麗に撮影できる可能性があるので試してみるといいかも。

残念ながらiPhoneのカメラでは綺麗に月食を撮影するのは難しいかもしれません。光学ズームがないので、拡大して撮影することができないんですよね。

あと、皆既月食になると、月が明るくて見えなかった星が見えるようになり、長い露出で撮影可能になるそうです。つまり、皆既月食中の月と星を同時に撮影できるチャンスなわけです。皆既月食中、月は赤黒く見えるので、うまくいけば幻想的な写真を撮影できるかも知れません。これは是非試してみたいな～

・今回の皆既月食は晴天の可能性が高い
・綺麗な写真を撮影したいのなら、一眼レフ/ミラーレスカメラ+三脚がお勧め

一眼レフ/ミラーレスを持っているけど、あんまり使ってないな～というあなた、この機会に是非撮影してみてはいかがでしょう？三脚がなくても、何かに固定したり、何かを支点にして撮影していれば、どれが当たりがあるかもしれませんよ！

ぼくは一眼レフ+三脚+レリーズを持って、海岸に出て観測しようと思っています。予報通り晴れてくれるといいんだけどな～