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少年時代それほど優れたプレーヤーでなかった本田圭佑選手がセリエAのミラノで活躍できているのは「目標設定の高さ」があったから

公開日: : 最終更新日:2014/11/02 生き方

イタリアセリアAの強豪ミランで結果を出している本田選手。すごいな~と思いますよね!

小学校の卒業文集で「セリエAに入団して、10番で活躍する」と宣言していたり、ぼくを含めた一般的な人とは"桁が違う"人材であることは確かです。

でも、今でこそ、並外れたパフォーマンスを発揮する本田選手ですが、少年時代はそれほど輝きを放つサッカー選手ではなかったようです。

では、なぜ、ここまで上り詰めることができたのでしょう。

目標設定の高さ

日韓ワールドカップ日本代表のコーチを務めた山本昌邦氏が次のように指摘しています。

『本田という選手は、少年時代から将来を嘱望された選手ではありません。ガンバ大阪のジュニアユースからユースへ昇格できなかったように、彼より技術的に優れた選手はたくさんいました。本田が同世代の仲間と違ったのは、目標設定の高さでしょう。』

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同じ技量の二人がいたとして、目標設定が異なる場合、その後の成長が大きく異なります。Jリーグに入ることが目標の選手の場合、Jリーグに入ったことで目標が叶い、その後の努力が疎かになってしまうかもしれません。

しかし、本田選手の場合、Jリーグに入るのも、日本代表に入るのも、1つのステップでしかないわけです。なんといっても「セリエAの10番を付けて活躍する」ことが目標なのですから。なので、現状に甘んじることなく、ずっと努力し続けることができます。日本代表に入っても「ちょっと目標に近づいたかな」ぐらいでしょうか。

これ、我々でも同じことです。たとえば、「将来ソニーに入りたい」と思っている人は、ソニーに入っただけで満足してしまいますが、「ソニーに入って革新的な家電を開発したい」と思っている人は、ソニーに入るだけでは満足せず、その先を見ています。将来的にどちらが成長するかは明らかですよね。

三冠王の落合博満選手も「志の低い人間は、それよりさらに低い実績しか挙げられない。」という語録を残しています。皆さんは高い志を持っていますか?

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