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花火大会の花火を綺麗に撮影するにはどうしたらいい?

公開日: : 最終更新日:2014/11/02 カメラ

江ノ島の花火大会が開催されました。これまで何度か花火大会の撮影にチャレンジしてみましたが、そのたびにあえなく失敗・・・今回こそは、なんとか花火を綺麗に撮影したい!とリベンジを誓い、事前にしっかり準備を整えて撮影に挑んでみることにしました。


F値9.0/露出時間9秒/ISO100


1)道具を揃える

まずは必要なツールを揃える必要があります。

バルブ撮影可能なカメラ

花火を撮影するには露出時間を長くする必要があるため、シャッターを押し続けることのできるバルブ撮影可能なカメラが必要になります。なのでマニュアル撮影できる一眼レフ/ミラーレス/コンデジが必要になります。

三脚

次に必要なのが三脚。長時間シャッターを開けておく必要があるので三脚は必須です。一眼レフ/ミラーレスを使用する場合は、カメラ本体の重量があるので、ある程度しっかりとした三脚を用意する必要があります。

レリーズ

あとあると便利なのがレリーズ。これはカメラに接続して、ボタンを押せば、その間はシャッターを押し続けることができるツール。これがあると、本体のシャッターボタンを押さなくてもいいので手ぶれが発生しにくくなります。

またレリーズの種類によっては、ボタンをスライドさせるだけでシャッターを押しっぱなしにできるもののあるので、ずっと押し続ける必要がなく、非常に楽チンです。

予備のバッテリ

あと、花火の撮影時には、通常の撮影に比べてバッテリを食うので、予備のバッテリを用意しておいた方が安心です。花火のクライマックスは終了間際ですからね。そのときにバッテリが切れていると、非常に残念な状態になります。。。

懐中電灯

カメラ関係以外としては、懐中電灯があると便利。花火大会の最中では、周りは真っ暗なのでカメラを操作するのも、いつも勝手が違います。どうしても確認する必要がある場合には懐中電灯を使います。

2)撮影の設定を確認する

次は撮影の設定方法です。

花火の撮影は、通常撮影とは大きく異なるので、事前に撮影方法を確認しておいた方がいいと思います。

今回はF値は9.0、ISOは100に固定し、撮影時間を花火の種類によって変える方法を採用しました。

何枚か花火を撮影してみて暗ければF値を小さくする(絞りを開ける)か撮影時間を伸ばすなどして調整する必要があります。

ISOは、値を増やせば短い時間で撮影できるようになるのですが、値を上げるとノイズが増えるので、今回は100に固定しました。

あと注意すべきはピント合わせ。花火の撮影にはAF(オートフォーカス)は向いていません。周りが暗いし、花火が上がるのは一瞬なので、AFだとピント合わせがしにくいんですよね。したがって、AFは使わずMF(マニュアルフォーカス)を使用します。レンズのサイド部分に切替スイッチがあるはずです。

MFに切り替えたら、花火が上がる前に、上がる地点のところに手動でピント合わせします。いわゆる「置きピン」というやつですね。これで、撮影時にピント合わせする必要はなくなります。ただし、最初の時点でピントを合わせ損なっていると、すべての写真がピンぼけになるので注意が必要です。

撮影時間ですが、花火の明るさによって異なります。今回は10秒程度を目安にし、暗めの花火はそれよりも長く、尺玉などの明るめの花火はそれよりも短い時間で撮影することにしました。このあたりはカンですね。

また液晶画面の明るさは一番暗くしておくことをお勧めします。昼間と同じ明るさだと明るすぎるので。

3)いざ撮影!

会場に着いたら、場所を確保し、暗くなりきる前に設定を完了して、試し撮りしておくことをお勧めします。機材にトラブルがないか、三脚は水平か、各種設定に問題はないか、入念にチェックしておいたほうがいいですね。

というのも、花火大会が始まってしまうと、対策を取ることが非常に難しいからです。周囲は真っ暗なので、カメラを操作するのも大変だし、懐中電灯を付けっぱなしにすると、周囲にいる観客のひんしゅくを買ってしまいます。


今回は海岸で観覧。富士山を試し撮りしてみました。


F値9.0/露出時間10秒/ISO100

花火大会が始まったら、とにかくシャッターを押し続けます。上手く撮影できるかどうかはタイミングで決まることも多いので、たくさん撮影した方が成功作も増えるという算段です。

最初の方はとにかく撮影して、仕上がりを確認し、明るすぎないか/暗すぎないかを逐次チェックします。

明るすぎる場合は、
→露出時間(撮影している時間)を短くする
→F値を上げる(絞りを絞る)

暗すぎる場合は、

→露出時間(撮影している時間)を長くする
→F値を下げる(絞りを開ける)

などの対策が必要になります。一番大きな要素は露出時間かな。

上がってくる花火の種類に応じて、露出時間を決めます。

このあたりは、上がってくる花火を撮影して、その出来映えを確認しながら、つかんでいくしかないですね。最初は失敗作が多いかもしれませんが、根気よく確認することで、出来映えがよくなってくると思います。

なので、花火の撮影中は、他の設定項目は横に置いておいて、露出時間に集中した方がいいかもしれません。


F値9.0/露出時間10秒/ISO100

こちらは露出時間10秒。


F値9.0/露出時間19秒/ISO100

19秒にするとここまで明るくなります。ちょっとやりすぎかな、という感じもしますね。


F値9.0/露出時間7秒/ISO100

7秒だと暗すぎ・・・


F値9.0/露出時間6秒/ISO100

明るい尺玉が連続して上がる場合には、6秒でもこの明るさ。もっと短くしてもよかったかな~

あと望遠ズームレンズで撮影したのですが、もうちょっと広角レンズでも良かったですね。花火大会が始まってしまうと、レンズを交換している暇はないので、あらかじめちゃんと画角を確認しておく必要があります。


F値9.0/露出時間10秒/ISO100

フィナーレの尺玉。結構綺麗に撮影できました。

全部で70枚程度撮影しましたが、自分でいいな、と思えるのは数枚。やっぱり花火の撮影は難しいです。でも、思っていたよりも上手く撮影できているコマもあって、なかなか楽しいですね。

次の花火大会ではもっと上手く撮影してやるぞ~皆さんも是非チャレンジしてみてください!

それではciao!

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